リアップのお得な購入方法 実質5000円で入手した話

リアップとは

ミノキシジル外用は、発毛作用が臨床試験で認められ、日本皮膚科学会でも強く推奨されている発毛方法です。
そんなミノキシジル外用薬の代表的な商品は「リアップ」です。
ただこのリアップ、なかなかコストがかかります・・・。1ヶ月分がだいたい7000円程度で売られており、1年だと84000円かかることになります。(^^;)
今回はなるべく安く入手する方法を紹介します。

安く入手する方法①リアップ以外のミノキシジル外用薬を買う

まずはいきなりですがリアップを諦めるという方法です笑
ひと昔前は、日本で一般的に購入できるミノキシジル外用薬は、リアップしかありませんでした。
しかし、2018年に特許が切れ、続々と安価のミノキシジル外用薬が登場しています。
その一つが、本ブログでもレビューしたリザレックコーワだったりします。他にも、薬局にいくとだいたい3000円台で買えるものがあるので、そちらで代用するという方法です。
含まれているミノキシジル自体の濃度が5%であれば、基本的に発毛効果は変わらないと思っていますので、全然ありだと思っています!
筆者も一時リザレックコーワを使っていました!ただ容器の作りがどうも合わずやめてしまい、またリアップには痒みを抑える成分がたくさん入っているで、現在はリアップに戻っていますが・・・。

※個人輸入代行などをつかって海外からもっと安く入手するというのもありますが、筆者は絶対反対です。(重度の副作用が出たときの救済制度を参照)

安く入手する方法②楽天ポイント還元で実質安く手に入れる

これは筆者も試した方法です。
楽天ポイント還元されることで実質安く入手するというものです。

まず、基本として楽天会員+楽天カードがあるとそれだけで購入金額の3%のポイントがつきます。

そして、ここからポイントアップキャンペーンを2つ利用してさらにアップしていきます。

一つ目は「毎月0と5のつく日はポイント倍率が+2」になるキャンペーンです。エントリーしておくと毎月5,10,15,20,25,30日はポイント倍率が+2%されます。
※重要:当日エントリーが必須ですので忘れずにおこなってください。(「毎月0と5のつく日 楽天」で検索するとだいたいエントリー画面にいきつけます)

二つ目は「お買い物マラソン」です。
毎月決められた期間中、1000円以上のお買い物を各ショップで行うと、どんどんポイント倍率が上がっていき、最高で10店舗で+9されます。
日常で必要なもの1000円以上のもの9個をあらかじめ考えて見つけておき、それにプラスしてリアップを買って10店舗を目指しましょう。条件等はキャンペーンのエントリー画面にあるので、しっかり確認しておきましょう。
※重要:エントリーが必須ですので、忘れずにおこなってください。(「お買い物マラソン 楽天」で検索するとだいたいエントリー画面にいきつけます)

そして、この「お買い物マラソン」と「毎月0と5のつく日のポイントアップ」は、毎月重なる日がだいたいあります。その日を狙いましょう。
重なった場合の倍率は、「楽天会員:1%」+「楽天カード:2%」+「毎月0と5キャンペーン:2%」+「お買い物マラソン最大:9%」
で、なんと14%になります。
また、お店が独自にポイントアップ(最大19倍)をしているところもありますのでそれも狙い目です。(ただ、お店のポイントアップはそのポイント分を見越して値段設定を高めにしているところもあるので、どこが実質一番安いかは計算しておきましょう。)

筆者は以下の4つセットを買い、10000ポイント以上入手できました。


上記のお買い物では、ポイント分を差し引けば、実質一つ5000円程度で買うことができました。(4つセットなので、合計8000円程度、普通に買うよりお得になったことになります^^)

初めて使って買ったので、慣れないうちはちょっと大変でしたが、一度でも行うと次は簡単だと思います。ぜひこうした制度を使ってなるべく出費を抑えていきたいですね。

育毛剤市場の歴史と今後の期待

育毛剤市場

ドラッグストアに行くと育毛剤がたくさんありますよね。
大きなニーズがあるからこそしっかりとした市場が出来上がっています。
今回は育毛剤市場の歴史について書いていきたいと思います。

育毛剤市場の歴史

育毛剤市場は1980年代に化粧品会社が独自の育毛剤を世に出したことをから始まりです。これによって育毛剤市場なるものが形成され、その後拡大していきました。

この時の育毛剤はどれも医薬部外品の育毛剤でした。
ただ、ヒトでの効果検証されているものが少なく、血行をよくする、栄養を与えるなど間接的で弱い育毛作用といえるもので実際に効果がでないものが多かったため、次第に利用者の期待が小さくなり、市場拡大が鈍化しました。

その後1999年に転機が訪れます。医薬品リアップ(ミノキシジル外用薬)が登場したのです。初の医薬品の育毛剤の登場が話題を呼び、再度活気が戻り始めます。
さらに、2005年にプロペシア(フィナステリド内服薬)2009年にミノキシジルの濃度を5%に上げたリアップX52015年にザガーロ(デュタステリド内服)が登場、
2018年からは特許切れと同時にミノキシジル5%製剤にリアップ以外も参入し、さらなる賑わいを見せています。


現在の育毛剤市場は医薬部外品と医薬品がおり混ざった市場となり、利用者の期待もかなり膨らんだ状態であるといえます。

この医薬品の市場投入で市場が再活性した理由としては、医薬品の育毛剤が臨床試験(ヒトでの効果確認)が行われたものであるからだと思います。
利用者が求めているのは

「もっともらしい理屈(血行をよくする、栄養を与える、など)」よりも「科学的データ、裏付け」である

ということです。

現状、相対的にそれ以外の医薬部外品に対しては風当たりが強くなってしまっていますが、私は医薬部外品の中にも発毛効果があるものも含まれていると思います。
今後、これらの医薬部外品についても再検証が行われ、ヒトに効果があるかどうかを科学的データで示してもらえれることを大いに期待したいと思います。利用者にとって有効な選択肢が増え、販売会社や利用者双方にとって良い状況になればなと思います。

人類と薄毛の歴史①最古の記録

人類はいつから薄毛を気にしだした?

薄毛を気にする人は多いですよね。「髪が薄いこと」を人類はいつから気にし出したのでしょうか。
そんなコラム的なことを今回はお話しします。
息抜きのつもりでご覧ください。

最古の記録 エジプト

古代から薄毛を気にかけ、治療をしていたは古代エジプトの書物「エドウィン・スミス・パピルス」から読み取ることができます。
「エドウィン・スミス・パピルス」は世界でも最古の医学書で、外傷手術に関する書物なのですが、その中に、薄毛や白髪など髪に関する悩みの治療のことについても書いてあるのです。

では、その薄毛に関する注目の治療内容とは・・・



「ライオン、カバ、ワニ、ネコ、ヘビ、ヤギの脂肪を混ぜたものを頭に塗る」です。

・・・色々てんこ盛りですね。おそらく効果はなかったと思いますが、人類はこんなにも昔から薄毛に悩み、抗おうとしていたんですね。記録があるものという点でいえばこの時が最古ですが、記録がないだけでもっと昔から薄毛治療を始めたという可能性は大いにあります。
ファッションや食べ物の嗜好などは現代と古代の人ではかなり違いますが、「薄毛を気にする」という概念が、現代の人も何千年前の人も何も変わらないというのは不思議ですね。

QOL(生活の質)と薄毛の関係

QOLとは

QOLとは、Quality of Lifeの略で人生の質、生活の質のことです。
その人の生命に影響がなくとも、精神的、社会的、経済的などを含めた生活の質の尺度を表す概念です。

QOLと薄毛の関連

薄毛自体は、命に関わるものではありません。生命の危機という面から見たら全く問題ない事象です。
ですが、私たちは薄毛を気にします。それはこのQOLが低下するからです。
ファイザー株式会社が薄毛とQOLの関係について2015年に調査を行いました。(https://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2015/2015_06_25_02.html)
その結果、

  • QOLを低下させている症状として最も多い症状が「薄毛」
  • 薄毛をストレスに感じる人の割合は、30代:54.5%、40代:45.3%、50代:35.9%
  • 薄毛を気にしている人の約4割が「何もしていない」

ということがわかりました。
薄毛がいかに重要なファクターであり、ストレスとなっているのかわかると思います。
にもかかわらず、半数近い人が何もしていないという現状があります。これは何をしていいのかわからなかったり、効果があるのかわからないというの思いが背景にあると思います。

ですが、今はしっかりとした治療法があります。「フィナステリド(or デュタステリド)内服」と「ミノキシジル外用薬」です。国も認めており、臨床試験も行われ効果が確認されています。これほど強力な後ろ盾はないはずです。
しっかり取り組めば効果がでます。軽症のうちに取り組めばより効果がでることもわかっています。

薄毛を治すことは、人生の質を上げることにもつながります。あきらめずに根気よく対策をしていきましょう。