QOL(生活の質)と薄毛の関係

QOLとは

QOLとは、Quality of Lifeの略で人生の質、生活の質のことです。
その人の生命に影響がなくとも、精神的、社会的、経済的などを含めた生活の質の尺度を表す概念です。

QOLと薄毛の関連

薄毛自体は、命に関わるものではありません。生命の危機という面から見たら全く問題ない事象です。
ですが、私たちは薄毛を気にします。それはこのQOLが低下するからです。
ファイザー株式会社が薄毛とQOLの関係について2015年に調査を行いました。(https://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2015/2015_06_25_02.html)
その結果、

  • QOLを低下させている症状として最も多い症状が「薄毛」
  • 薄毛をストレスに感じる人の割合は、30代:54.5%、40代:45.3%、50代:35.9%
  • 薄毛を気にしている人の約4割が「何もしていない」

ということがわかりました。
薄毛がいかに重要なファクターであり、ストレスとなっているのかわかると思います。
にもかかわらず、半数近い人が何もしていないという現状があります。これは何をしていいのかわからなかったり、効果があるのかわからないというの思いが背景にあると思います。

ですが、今はしっかりとした治療法があります。「フィナステリド(or デュタステリド)内服」と「ミノキシジル外用薬」です。国も認めており、臨床試験も行われ効果が確認されています。これほど強力な後ろ盾はないはずです。
しっかり取り組めば効果がでます。軽症のうちに取り組めばより効果がでることもわかっています。

薄毛を治すことは、人生の質を上げることにもつながります。あきらめずに根気よく対策をしていきましょう。