重度の副作用が出たときの救済制度

重度の副作用が発生したときは・・・?

薄毛の治療薬として有効なフィナステリドやデュタステリドは医薬品であるため、どの薬でもいえることですが、副作用が発生する可能性があります。
フィナステリドなどで副作用の可能性があるものとしては

  • 性欲減退
  • 勃起障害
  • 肝機能障害

などがあるとされています。いずれも発生確率0.2~1%とかなり低いとされていますが、心配にはなりますよね。
今回は万が一重度(入院治療が必要になるほど)の副作用が発生した場合に適応される、国の救済制度「医薬品副作用被害救済制度」について紹介します。

医薬品副作用被害救済制度

概要

病院や診療所で処方された薬、薬局で購入した薬を適性使用したのにもかかわらず、入院治療が必要になるほど重篤な健康被害が生じた場合に、国から医療費や年金の給付を行う制度が「医薬品副作用被害救済制度」です。

救済内容

  • 入院治療が必要となった場合
    医療費、医療手当
  • 日常生活が著しく困難になった場合
    障害年金、障害児養育年金
  • 死亡した場合
    遺族年金、遺族一時金、葬祭料

が給付されます。なおこれらは申請が必要になります。詳しくは、この制度を管轄している団体のホームページをご参照ください。

医薬品副作用被害救済制度
https://www.pmda.go.jp/kenkouhigai_camp/general03.html

AGA治療薬(フィナステリド)でも適応される?

病院で処方してもらった場合にはこの制度が適用されます。ミノキシジル外用薬(リアップ)も薬局で購入した場合は適応されます。
なぜなら、
「病院や診療所で処方された薬、薬局で購入した薬を適性使用」がこの制度を受けられる条件となっているからです。

そのため、もし個人輸入(個人輸入代行サイトの利用を含む)でフィナステリドのジェネリックを購入した場合は、この制度の対象外となります。
個人輸入した薬は日本のような厳格な管理されていない可能性もあり、副作用が発生する確率も高いといえ、その上この救済制度も適応されないとなると、何の保証もないということになります。
なので、本サイトでは個人輸入(個人輸入代行サイトの利用を含む)での薄毛治療薬フィナステリド(or デュタステリド)の購入には強く反対しています。

病院で処方された場合は、適宜病院に行く必要がありますが、それはメリットでもあります。自分が気になることは早めに相談することができます。
少し高くても、こうした制度など、安心を買っていると思って健康的に薄毛を解消していきましょう!

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