人類と薄毛の歴史①最古の記録

人類はいつから薄毛を気にしだした?

薄毛を気にする人は多いですよね。「髪が薄いこと」を人類はいつから気にし出したのでしょうか。
そんなコラム的なことを今回はお話しします。
息抜きのつもりでご覧ください。

最古の記録 エジプト

古代から薄毛を気にかけ、治療をしていたは古代エジプトの書物「エドウィン・スミス・パピルス」から読み取ることができます。
「エドウィン・スミス・パピルス」は世界でも最古の医学書で、外傷手術に関する書物なのですが、その中に、薄毛や白髪など髪に関する悩みの治療のことについても書いてあるのです。

では、その薄毛に関する注目の治療内容とは・・・



「ライオン、カバ、ワニ、ネコ、ヘビ、ヤギの脂肪を混ぜたものを頭に塗る」です。

・・・色々てんこ盛りですね。おそらく効果はなかったと思いますが、人類はこんなにも昔から薄毛に悩み、抗おうとしていたんですね。記録があるものという点でいえばこの時が最古ですが、記録がないだけでもっと昔から薄毛治療を始めたという可能性は大いにあります。
ファッションや食べ物の嗜好などは現代と古代の人ではかなり違いますが、「薄毛を気にする」という概念が、現代の人も何千年前の人も何も変わらないというのは不思議ですね。